教室日記

安福至先生が米国臨床腫瘍学会(ASCO)で発表しました

安福至先生が2025年5月29日~米国シカゴで開催された米国臨床腫瘍学会(American Society of Clinical Oncology; ASCO)に参加し発表を行いました。

発表内容は「化学療法が奏効した診断時切除不能cStage IVB/pStage IV胃癌に対するConversion surgeryの意義に関するランダム化比較第III相試験(JCOG2301試験)」で、ポスターセッションに採択されました。

本学会の胃癌関連の注目演題としては、切除可能進行胃癌に対するFLOT療法を用いた周術期化学療法におけるデュルバルマブの有効性を検証したランダム化比較第III相試験であるMATTERHORN試験や、HER2陽性切除不能進行再発胃癌に対する2次治療におけるトラスツズマブ・デルクステカンの有効性を検証したランダム化比較第III相試験であるDESTINY-GASTRIC-04試験の結果が発表され、いずれも結果はポジティブで、胃癌治療における標準治療を塗り替える結果となりました。

安福至先生、お疲れ様でした。